お知らせ
2021年2月3日
姿勢の歪みから始まる寝違え
こんにちは、リリーブ鍼灸整骨院 亀戸店院長の田中です。
今回は寝違えについて説明していきます。
私も昔はよく寝違えをしていました。
学生の時はありませんでしたが、デスクワークを始めて数年経った頃からたまに起こるようになりました。
もともと大学生時代に首を痛めてしまい、あまりよくない状態でしたが、デスクワークでさらに悪くなったようです。
ですが、寝具を変えて運動療法をやっているうちに、ほとんどありません。
普段の首の重さはなくなりました。
症状があれば必ず原因がありますので、適切な対応をすると必ず改善します。
原因
まず姿勢が関係していることは間違いありません。
私の場合も明かに首に負担がかかる姿勢をしていました。
身体の構造について学んだ時には、原因も良く見えてきました。
大学時代の荷物の持ち方、自宅でのテレビの見方、デスクワークなどです。
長く続けている姿勢は歪みに影響します。
補足ですが、普段の足組み程度は気にしないで大丈夫です。
荷物の持ち方もそんなに気にしなくて大丈夫です。
私の場合は、かなり重い荷物を肩にかけて、毎日大学に登校していましたので、ここまですると姿勢に影響します。首を始めに痛めたのもこの時ですので、影響は明らかです。
テレビの見方、デスクワークも毎日長時間繰り返す姿勢のため、これも当然姿勢に影響するものです。
しかし注意点があります。
当院で姿勢を患者様に伝えると「それでは普段は逆に姿勢を変えていた方がいいですか?」と言われますが、絶対に「気にしないで下さい。お伝えした運動療法を短期間続けるだけで大丈夫です。」と伝えます。
普段を姿勢を意識していると、大抵普段ない症状が出てきたり、ぎっくり腰になりそうになったりと、経験上碌な結果にならない為です。
たまに姿勢を意識する位では姿勢は変わらず、身体を痛めるだけです。
見た目が良い姿勢と、身体に良い姿勢
モデルや体を扱うインストラクターのように、日常的に姿勢を意識すれば変わります。事実、患者様でダンスのインストラクターの方がいらっしゃいましたが、背骨の形が独特でした。
ちなみに、モデルさんの姿勢は見た目がすごくかっこいいと思います。
ですがモデルさんは、肩こりの方が多いものです。
あれは見せる為の姿勢であり、身体のとっては不自然な形です。
端的に言えば、胸を張りすぎです。
これは「ソルジャーズポスチャー」とも呼ばれ、兵士の姿勢とも言います。
兵士は基本胸を前に出してシャキッとした姿勢をしますが、軍人は肩こりを起こしやすいです。
ただ、同時に筋肉も鍛え柔軟にしていますので、その分緩和しています。
子供は何もしていなくても筋肉が柔軟です。
筋肉が柔軟であれば身体に歪みがあっても症状が出づらい為、子供に肩こりが少ないのはその為です。
しかし今の世の中はスマホの登場により、女子高生でも肩こりが増えているというのは有名です。「スマホ症候群」という名称が付けられたぐらいですいです。
頭は4〜5kg程度の重さがあり、その頭を下に向けていれば首が辛くなるのは当たり前です。筋トレをしてるのと変わりません。