背筋スラッと[セスラ]

お知らせ

姿勢の歪みから始まる急性腰痛

こんにちは、セスラ院長の田中です。

今回からは、整形外科学的症状についてお話していきます。
まずは急性腰痛についてです。

腰痛と姿勢の関連性

急性腰痛とは、世間で言う「ぎっくり腰」です。
基本的には発症後1ヶ月以内のものです。
3ヶ月を超えれば慢性腰痛、その間を亜急性腰痛と分けられます。

急性腰痛は、一週間もすれば良くなります。
ではほっといて良いものかと言われればそうではありません。
ぎっくり腰は、症状の箇所にかかる負担が限界を超えた結果です。

ぎっくり腰を機に、何度も痛みを繰り返したり、重い感じが残ることは珍しくありません。
これは主に姿勢が原因です。
同じことをしても腰痛になる人とならない人の差は、背骨の先天的特徴や後天的にできた歪みが関わっています。

背骨のS字湾曲

人間は効率的に立つために、背骨は真っ直ぐではなくS字湾曲を形成しています。
S字湾曲がうまく形成されず、背骨の湾曲が浅すぎたり深すぎると、身体の一部に負担が出てきます。

よく聞くストレートネックも、適切なS時湾曲が形成されていない結果です。
先天的特徴は遺伝が深く関わっているため、変えていくためには適切な矯正と運動療法が必要です。

後天的な歪みも何もしなければ、何年も腰痛肩こりに悩まされることは珍しくありません。

ぎっくり腰の原因

また、ぎっくり腰とはかなり大まかな表現です。
実際は筋肉、靭帯、神経など原因は様々です。

筋肉が問題で慢性化していれば、背骨の歪みを治さないと繰り返します。

靭帯の問題で何度も繰り返す場合は、骨盤ベルトで靭帯が回復する間補強しないと、完治は難しいです。

神経の問題であれば、普段やってはいけない動作などの指導が大切になってきます。より適切な対応をしないと完治は難しいです。

悪性度

悪性度で言えば、筋肉、靭帯、神経の順に高くなっていきます。
もし原因が2つ以上重なる場合は、悪性度の高い方を優先して施術する必要があります。

例えば、神経を開放する施術を進めている間に、筋肉の負担が大きくなることもあります。神経の症状が落ち着いたら、筋肉の問題点に焦点を当てた方が良いです。

このように、きちんと症状の原因を分けて考えなければ改善は難しいです。
神経の症状でも原因はまた一つではありません。
一言では話せないため、神経の内容についてはまた別のブログで掲載していきたいと思います。

急性腰痛になった時の対応

急性腰痛になった時、症状の箇所を暖める方がいますが、これは間違いです。
炎症で必要以上に熱が発生すると、周りの細胞を壊していきます。

火事で例えると分かりやすいですが、温める行為は油を注ぐようなものです。
より周りの家に火が移っていきます。

必ず冷やすようにして下さい。
風呂も入らずに、シャワーで済ませることも大事です。
また、炎症した箇所をグリグリすることも駄目です。

皮膚で隠れて見えませんが、傷口を拡げていることと変わりません。
急性腰痛になった時は、適切な対応をすることで予後が変わりますので、気をつけてください。

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